代表メッセージ

熱帯魚の輸入大卸を起業して25年、不動産投資、Eコマースも手がけて事業に邁進してきました。子育ても重なる中、持ち前のバイタリティで、家庭人としても企業人としても完璧を求めて突き進んできました。

子どもの手が離れ、自分自身も年齢を重ねてきたとき、あらためて人生を振り返ると、それぞれの事業では成功してきているものの、何か物足りなさを感じました。もっとできるはず、もっと前に進めるはず・・・。そんな思いの中、ふと周りを見ると、生きる場所、それぞれの価値観、幸せの定義の違いに気がつきます。

私には障がいを持つ身内がいます。その度合いは異なるものの、一緒に働く仲間にも障がいを持つ人たちがいます。今までの事業の成功はみんなの幸せにつながっているだろうか？経済的な満足が心を満たし幸せになるとは限りません。そんな当たり前のことを彼らが気づかせてくれました。

周りのみんなを幸せしなければ真の成功とは言えません。みんなで幸せを感じ、みんなが笑い心を満たすには、人に携わり人を重んじ人が繋がることが必要となります。障がいを持つ人と社会がつながり、お互いが助け合いながら暮らせる環境作りの事業によって、それが実現できれば、これほど嬉しいことはありません。

またそれは大きなやりがいにもなります。いわゆる障がい福祉事業の枠に収まらず、携わるその地域から一つのブランドとして発信できる仕組みやサービス、携わる人たちの「ありがとうの連鎖」が次世代に繋がる財産となる環境整備の構築を、これからの私の人生をかけて行いたいと思っています。

代表取締役